ストレスとの上手な向き合い方について

- update更新日 : 2023年12月18日
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平成30年 7月14日(金)大分合同記事より抜粋

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本日はストレス社会の中でどうしていけば快適に快適な毎日を過ごす事ができるのかを自律神経の観点からみていきます。当院に来院される患者様でよく耳にするのが「心身ともに悪い状態が長い事続くと、この先ずっとこの様な事が続くのかと不安に思い、それだけでストレスになって落ち込んでしまいます。

「頭では悪いと思っているのですが体がしんどいとついつい周りの家族に当たってしまいそれでまた自分を責めてしまい落ち込んでしまいます」「何をしても治らないのでもう諦めていますが正直諦めている事がとても辛いです」「思ってはいけないと頭では分かっているのですが周りの健康な人達が羨ましく、なぜ自分だけこの様な症状になってしまうのかと妬んでしまいます。」症状が続いてしまうと日々その事に頭が集中してしまい更にストレスが生まれるという悪循環になってしまいます。

ではどうしていけば良いのか?一番大切なのは「しっかりと自分自身と向き合う事」。心身ともに健康になる為に真摯にストレスと向き合う事が大切になります。私も以前同じ症状で悩んでいたのでよく分かりますが、これが何よりも難しい。自分はそんな小さな事で悩んでなんかいない、良い大人が細かい事を気にしてはいけない、等つい様々なストレスを自分が感じていると言う事を認めようとしないのです。しかしそれが実はストレスが溜まってしまう一番の要因で気づいた時には症状がひどい状態に。

そうなる前に家庭や職場で様々なストレスが発生した際にその都度自分自身と向き合い「なぜ今ストレスを感じてしまったのか?」「今自分はどんなストレスを感じているのか」と自分自身に自問自答してみます。そういった意識で生活していますと段々と自分の精神状態を客観視できる様になり心に余裕が生まれてきます。

またそうする事でその状況に合わせた適切な処置をする事も可能に。症状がでる前に日々の小さなストレスを認めその都度外に排除していけば大ごとにはならないのです。自分と向き合う事。なかなかできる様で難しい事ですがそれが一番の近道です。